新實 紗季さん(32歳)
愛知三河一色「うなぎの兼光」女将
▼どんなときにウナギを食べたいと思いますか?
ー実は私、食わず嫌いで30歳までウナギが食べられませんでした。しかし機会あって、以前私が働いていた和食のお店で初めて兼光のウナギを食べ、あまりのおいしさにその時から大好きになりました。今ではお店の焼き室のガラス窓越しに備長炭で香ばしく焼かれるウナギを見ながら、今日も食べようかしらと思う毎日です。
▼ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことについてどう思いますか?
ー自然の恵みは無限ではありません。かつては近くの川などでたくさんとれ、一色の人達にとっては日常の食材であったウナギも数が減り高級品となり、手の届きにくいものになってしまいました。しかしウナギは一色の誇り高き美食文化です。決して絶やすことなく守り続けなければなりません。それと同時にできる限り価格をおさえて皆様の生活の身近にあり続けること、これが「うなぎの兼光」の使命だと思っております。
▼仕事のやりがいは?
ーウナギはとても繊細な食材です。シラスから始まり、料理となってお客様の前に届くまでのどの工程においても完璧でないとお客様を笑顔にすることはできません。ですので「おいしかったよ!」と笑顔で帰られるお客様をお見送りできた時は何とも言えないほど嬉しい思いです。
▼仕事でどんなことを心がけていますか?
ー当店の多くのお客様が、一色を離れて生活しているご家族が地元に戻ってきた時や、大事なお客様がはるばるこちらにいらっしゃった時、また当店を気に入って下さりどなたかにご紹介したくなり、その方をお連れして“一度一色のウナギを楽しんでもらおう”と「うなぎの兼光」の暖簾をくぐって下さります。そこにはおいしいものを食べたいという思いだけでなく、お連れ様を喜ばせたいというお客様の思いがあります。私達はそのお客様の思いを受けとめ大切にし、心をこめたおもてなしをと心がけております。










