相場は国内外問わず、続落している。業界内ではある程度 “予想”されていた状況だが、「思っていたよりも展開が早すぎる」(関係者)と驚きを隠せない。
土用丑の日(7月29日)まで残り2ヶ月を切るなか、「この下げ調子ではこの先、どの価格水準で下げ止まるか、まったく見当もつかない」(前出の関係者)と困惑顔だ。需給バランスが一気に崩れるなか、愛知三河一色(愛知県)が2、6日、大隅地区養まん漁協(鹿児島県)が2日、静岡(静岡県)も6日、相次いで相場下方修正となっている。
一方の輸入ものも週ごとの値下げを余儀なくされ、中国5Pは来週、4000円/kg台(商社出し値)半ばと見られるなど、この1ヶ月で国産ものは600円/kg前後、中国ものは1000円/kg前後、それぞれ下落しており、とどまる所を知らない状況だ。
<詳細は日本養殖新聞FAXサービス872号>