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資源保護に対し部会の総意を

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第11回全荷連加工部会開催
先月20日/鹿児島県・ホテルレクストン鹿児島
 
 全荷連下部組織の加工部会(中村好伸会長[カネナカ会長])の第11回会合が先月20日、鹿児島市のホテルレクストン鹿児島で開催された。
 当日は、前回の宮崎に続く鹿児島開催で、九州勢の参加が多いなか、全国から加工メーカー10社が会した。

中村好伸氏ブログ用.jpg 
 会合では、“父の日”の売れ行きの好調さから、“お盆までの分が足らなくなる”としてスーパー・量販からの追加注文が入った話、また新仔の動向が注目される九州の新仔状況については「早くシラスウナギを池入れした割には成育が思うにまかせず、溢れかえる状況にない。が、7月にまとまるのでは」(大森淡水)、「私共のグループは、新仔が7月に入って2〜3面出るか?太ものも土用丑に揃うか、という状況」(おおさき町鰻加工組合)との声が聞かれた。
 
 一方、業界内外を震撼させたようにIUCNレッドリストにニホンウナギが絶滅危惧種として登録、公表されるなか、「加工部会自体、資源管理は難しいので、出来る団体に対して協力していくことが大事。我々も全荷連加工部会として資源保護、管理に取り組んでいくことを宣言、こうした姿勢を表に出す事で量販店で取り扱ってもらえるかどうか判断してもらえる」(大森淡水)の意見が出され、中村会長も「IUCN、ワシントン条約の件も含め、次回の会合までに部会としての総意をまとめられればと思う」と述べた。
 
 なお、次回開催は10月、大阪を予定。
[参加メーカー]カネナカ、川口水産、魚伊、しいば水産、大森淡水、京丸うなぎ、薩摩川内うなぎ、奈良、おおさき町鰻加工組合、山中水産(敬称略、順不同)。

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