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Channel: <うなぎ>日本養殖新聞・blog
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アユ商戦本格化も荷動きはいまひとつ <築地レター>

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アユは6月に入ってアユ釣り解禁に伴い、スーパー、デパートは無論、料理屋などもメニューに組み込み、流通・消費に期待がかかる。しかし都議選もあってか、いまいち荷動きは良くなく、需給バランスを崩している。

東京・築地市場の場合、1日の入荷量は平均500〜600ケースで昨年同時期の同400〜500ケースを上回っており、入荷量が多いうえに消費背景の悪さも加わり、ジリ安相場となっている。

なお、レギュラーアユの相場は1,000〜1,200円/㎏で推移している。一方、天然アユの1日の入荷量は全体の1割程度で、相場は6,000〜15,000円/㎏となっている。

仲卸担当者は「梅雨ながら天気はまずまずだが、売れ行きがよくない。原因はわからないが、せめて料理屋さんがもう少し動いてくれればいいんだけど…」と困惑気味だ。

ちなみに、22日にテレビ朝日系列で放送された番組『旅サラダ』内で、岐阜県郡上市の吉田川のアユ漁が解禁、釣りが本格化する様子が生中継された。長良川水系の川で獲れた天然アユは高級ブランドとして有名で、1㎏(10〜12尾入り)1万円の値がつくものもあるという(写真の上から4枚はその模様をテレビ画面から撮影したもの。下の2枚は上が広島県・太田川の天然アユ、下が和歌山県産の養殖アユ)。

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