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「蒲焼店が考える“これから”」75 〜2016年6月25日号掲載〜

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湧井恭行代表取締役
(大江戸/東京都中央区)

「“量を売るのではなく、質の向上目指す”」

猛暑が期待される土用丑まで残り1ヶ月余り。貴店の売れ行きはどうだろうか。

「おかげさまで昨年同時期よりも売れ、全体としてややプラスになっています。今シーズンはメディアによるマイナス的要素のニュースがなく、順調です。業界としてメディアによる風評は大変重要です」

一方、お店として努力されていることは何か。

「お料理だけではなく、お客様を迎え入れる姿勢として店舗の雰囲気、従業員のお客様への対応、サービスのあり方、細かい気配りは大変重要であり、さらなる向上をしなければと思っています。また毎日、お出しするうなぎは仕入れから管理まで、職人さんだけにまかせず、主人自ら目を通すことが重要です。先代、先々代の時代には今と違って、天然の時代でしたから、なおさら仕入れは重要でした。朝早く、問屋に出向き、少しでも遅れると、良いうなぎは残っていない、という事もあったそうです。良い品物を仕入れるということが主人の重要な仕事です」

ところで “良質な”うなぎとはどのようなものか。

「触ってみるとふっくらと肌もきめ細かく、手にやさしさを感じます。一方、悪いウナギは皮が硬く、身も硬くやせているもの。また新仔は味が薄いけど柔らかく食べやすいと思います。裂きたて、焼きたてならさらに最高です。ヒネもしっかり育てられたものなら、味わい深くて良いと思いますが、大ヒネになると厳しいですね」

業界注目のニホンウナギのワシントン条約付属書掲載はなんとか回避されたがウナギ資源保護に対して貴店はどのような意見を持っているか。

「3年後に再び行われるワシントン条約締約国会議は非常に厳しいと見られます。我々、専門店も資源保護に真剣に向き合い、何か出来る事はないかと考え、全蒲連で国立研究開発法人水産研究・教育機構に向けた募金を開始いたしました。ウナギ資源問題の切り札は何と言っても完全養殖の大量生産技術の完成で、少しでも貢献できればと思います。将来、仮にワシントン条約に掲載されれば、“相場高騰”“供給タイト”など取り巻く状況もかなり厳しくなります。そうなってしまったときに慌てない準備をしておく必要があります」

また、ウナギ職人不足問題について貴店はどのような考えを持っているのか。

「職人さんなど人材の問題は、産業全般で同じような状況にあるのではないでしょうか。少子高齢化が顕著な中、個店個店がそれぞれ、積極的にかつ地道に発掘、育成していくしかないでしょう。しかし、業界として職人後継人材を育てるべく、取り組む必要があると考え、対応していきたいと考えます。同時に将来のためにも、魅力ある商売をしていくこと、そして職場環境の向上も大事でしょう」

ウナギ業界が抱える問題が多く厳しい状況下、今後をどう乗り切っていくべきか。

「先日の全蒲連の情報交換会で出た話ですが、ウナギ資源問題を踏まえ、ウナギ専門店の姿勢として“量を売るのではなく、質の向上を目指していき、引き続いて美味しいうなぎ作りに邁進することが一層、大事になってくると思います」

[データ]
「大江戸」
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町4-7-10
TEL:03-3241-3838

大江戸、湧井社長ブログ用.JPG

















*「蒲焼店が考える“これから”」は現在、日本養殖新聞で連載中

最新号17.6.15発行しました!

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主な内容〈10ページ建て〉
▼ワシントン条約懸念でオールジャパンで対応すべき(外山組合長談)〜第36回・全鰻産地連総会/6日:愛知県豊橋市「ホテルアソシア」〜 「お客様のためにも更なる品質アップを!」(全荷連・鈴木治理事)
▼前年同月比20%減の205t 〜5月分の台湾活鰻対日輸出〜
▼石倉の設置でニホンウナギの生息域保全を「平成28年度水産白書」公表、6月2日/水産庁
▼前年強めの19.5t!〜国内シラスウナギ池入れ総量〜
▼えっせい 鰻に魅せられて その77 「天然ウナギ、シラス保護・管理の難しさ 〜扱い業者の意識の違い〜」
▼3ヶ国1地域で多量62tに!中国、総量の半数占める 〜2017年度の東アジアシラスウナギ池入れ実績〜
▼蒲焼店が考える“これから”103 「これからは専門店自体が職人育成を担う時代」〜「満る岡(まるおか)」(埼玉県行田市)営業マネージャー 市原 祥氏〜
▼「うなぎ割烹 にし村」オープン 13日/千葉県松戸市
▼石倉カゴ“設置支援で”資源保護 〜全蒲・東蒲合同情報交換、研修会を開催〜 14日/東京・銀座「三笠会館」「我々は資源保護でどのような立ち位置にいるかが大切な問題!」
▼かっぱ寿司、1万円うな重販売へ
▼美味!!「鯉」メニューのお店35 埼玉県川越市「ぽんぽこ亭」〜生まれ変わった「鯉こく」で消費増〜
▼名物うなぎ専門店うなどん丼神保町店、今月7日にオープン!(株)プロジェクトMワンコインで提供
▼30年度池入れ上限「今漁期と同じ」〜「ウナギの国際的資源保護・管理に係る第10回非公式協議」1、2日/韓国・釜山〜
▼更なる消費維持拡大目指す 平成29年度全鯉通常総会、13日/東京・千代田区「参議院議員会館」
▼新美貴資の「めぐる。」60 〜町の宝をみんなで守る 和良川のアユ友釣りが解禁〜
▼140年の歴史受け継ぐのが我々の責務(小堀会長談)、見城理事が副会長に就任〜全国養鱒振興協会通常総会開催、8日/東京・築地「懇話会館」〜
▼新部会長に岩本公宏氏が就任 〜東京鰻蒲焼商組合青年部、3日/東京・中央区「日本橋いづもや」〜
▼水揚げ最盛期、相場は高値を維持/宮城県銀ザケ市況
▼ひつまぶし入りいなり寿司、兼升が〝とよかわ鮎〟をPR/愛知県豊川市のおいでん祭
▼2年連続の減少に!減少に歯止めの対策を 〜平成28年度 主要養殖魚生産実績総括【コイ編】〜
▼減塩・糖質制限の「蒲焼用たれ」開発! 浜松市/うなぎの井口
▼すき家、吉野家凌ぎ削る!!外食チェーン臨戦態勢 〜大手外食チェーンが丑に向け価格据置で販売〜
▼父の日直前、老舗ウナギ加工メーカー・川口水産がネット通販1位
▼一色うなぎ漁協が13日、西尾市長に目録を手渡し
▼「マッチングシステム」構築へ、ニホンウナギの保全と持続的利用促進へ期待感 〜「日本ウナギ会議2017」〜開催

その他。

最新号17.6.25発行しました!

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主な内容〈8ページ建て〉
▼在庫なく二次加工が中心 第25回 全荷連加工部会開催、22日/福岡市「セントラルホテルフクオカ」〜新仔の池上げ少なく、加工手当てに不安、影響 シラス対策小委員会も話題に〜
▼ひつまぶしを学校給食に、一色うなぎ漁協が「愛知を食べる学校給食の日」実施
▼鰻用4ヶ月連続、全体も2ヶ月ぶりに増産/5月分の養魚用配合飼料生産
▼「ワシントン条約附属書Ⅱに掲載されたヨーロッパウナギ」〜ウナギ資源に何を思う ワシントン条約回避と未来へつなげる食文化3〜
▼塩シャワーのススメ 〜大高未貴のなんくるないさぁ〜その49〜
▼金賞は1万円相当の鰻蒲焼!!兼光水産「うな文字フォトコン」開催、来月17日まで/インスタグラム上にて
▼2ヶ月連続の昨対増 〜5月分の東京地区活鰻流通量、東淡〜
▼蒲焼店が考える“これから” 〜河川でウナギが住みやすくなる、石倉設置が進むことを希望「東京 竹葉亭」(大阪市)取締役 津田 兼太郎氏〜
▼美味!!「鯉」メニューのお店36 埼玉県蓮田市「魚庄」〜長年続く味をこれからも継承〜
▼2017年各デパートのお中元、鰻・鮎商品群
▼丑の日!各コンビニ予約販売始める 〜大半のコンビニが値上げへ!!〜
▼髙崎竜太朗のウナギストワールドツアー21
▼うなLady Vol.78
▼各地で新仔初揚げへ、浜名湖・宮崎エリアも
▼新組合長に小堀彰彦氏/愛知県淡水養殖漁協総会
▼女川、石巻大量水揚げ!550円〜600円好値続く 〜銀ザケ市況〜
▼国内外“好漁”から大幅値下がり、2017年度の国内シラスウナギ池入れ実績 〜鹿児島県不動のトップ、夏場から国内外もので供給拡大へ〜
▼5月の訪日外客数、過去最高の229万5,000人/日本政府観光局調べ
▼「ソフトふりかけ うなぎ」新発売/丸美屋食品工業、7月13日

その他。


最新号17.7.5発行しました!

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主な内容〈10ページ建て〉
▼活鰻戦線異状あり!!国内外産貿易、流通に変化生じる 〜懸念された国内の新仔がまとまるのは10日頃から、いよいよか!?〜
▼全蒲連が「石倉」設置支援金のお願い(9月末日迄)
▼前年同月比72%の208㌧ 〜6月分の台湾活鰻対日輸出〜
▼マルハニチロ2017年度 秋季新商品発表会 「充実感」への新提案をテーマに56品目が登場!
▼蔡秋棠董事長が再選 〜台湾区鰻魚発展基金会役員人事〜
▼「台湾フェスティバルTOKYO2017」開催、6月22〜25日/上野恩賜公園
▼全国の鰻蒲焼支出額、2ヶ月ぶりマイナスに 〜家計調査5月分(速報)〜
▼蒲焼店が考える“これから”105 「意欲のある、型にとらわれない老舗の勇気は必須」〜「うなぎ串焼き くりから 東長崎店」(東京都豊島区)店長 佐藤大和氏(30)〜
▼「笑顔を呼ぶ鮎」第6号発行!〜全国鮎養殖漁業組合連合会〜
▼真鯉ひろしの「長いものには巻かれよ」その148 〜大手牛丼チェーン「すき家」今シーズンも鰻メニューに挑戦〜
▼美味!!「鯉」メニューのお店37 一子相伝で伝統の味継承 〜東京都文京区 うなぎ割烹「ゆしま 小福」〜
▼各スーパー「丑」へ準備着々!! 各店とも特売価格で丑への集客続く!! 〜都内のスーパー20数件巡る〜
▼鹿児島産鰻丼980円! 〜『鰻善』六本木に開店 “安い”“うまい”“早い”“安全”〜
▼“鰻”の魅力伝える!!「江戸の文化と料理」サロン 〜キッコーマン主催、先月24日/キッコーマン東京本社〜
▼公開シンポジウム「うな丼の未来Ⅴ」開催、7月22日/東大弥生講堂
▼うなLady Vol.79
▼配合飼料メーカー人事
▼5月分の輸入通関と魚粉・魚油情報
▼ドジョウ・アユ商戦ピーク 〜東京・築地市場〜 唐揚げ・柳川鍋など用途広まる、アユも売れコンスタントに
▼長良川の若手漁師がクラウドファンディング 〜岐阜県各務原市で川文化の交流拠点を7月オープン〜
▼水揚げピーク、好相場維持 〜宮城県銀ザケ市況〜
▼深刻!!四半世紀で漁獲量70%減 〜全国内水面漁連 第65回通常総会開催、先月28日/東京・港区「三会堂ビル」〜 水産資源維持を危ぶむ 「河川環境」の回復が喫緊の課題
▼すき家「うな牛CM」先月23日からOA開始

その他。

「蒲焼店が考える“これから”」76 〜2016年7月5日号掲載〜

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安永清美代表取締役社長
(うなぎ処 柳川屋/福岡県粕屋町)

『素材を大切に、心を込めた接客を行う専門店』

7月に突入し、いよいようなぎのシーズンが到来した。毎年恒例のように、大手コンビニ各社では土用丑向けうなぎ弁当の予約受付を始めた他、大手ファミレスでは相次いでうなぎメニューを導入、またふるさと納税の返礼品のひとつとしてうなぎ蒲焼も人気だ。猛暑期待の土用丑まで残り1ヶ月を切る中、貴店の売れ行きはどうだろうか。

「前年実績より、微増の傾向にて推移しています。人間の食のパターンは簡単に変化しない事を改めて感じています」

一方、一昔前の頃に比べて高嶺の花と言っても過言ではないうなぎ。シラス不漁を背景に一時期、多くの蒲焼き専門店がメニュー価格を値上げしたが、最近でも値上げする動きも散見されている。ウナギ離れは避けられない状況下にあるが、お店としてそうならないように気にかけている事、あるいは努力されていることは何だろうか。

「今まで以上に高級魚となった鰻。すべての面においてベストの状態で提供することに更に意識を高めることに徹底し、味の評価を追求しています。また、インバウンドに対しては自然体で望みます」

ところで、毎日扱う大切な商材であるうなぎ。なかでも“良質な”うなぎとは貴店にとってどのようなものを指すのだろうか。

「弊店では年間30トン程度の鰻を仕入れています。サイズは3.5尾〜4.0尾が中心です。良い鰻というのは、肉厚感があり、食味としては口に入れて美味しさが持続する、そして深い旨味を感じる、そんな鰻を良い鰻だと思います。ちなみに弊店では長年、国産鰻をお客様にご案内していますし、これからもそうありたいと思っています」

周知のように、業界がこれまで注目していたニホンウナギのワシントン条約付属書掲載はなんとか回避された。しかしながら、ニホンウナギの資源状態は決して改善している訳ではなく、続いて業界挙げたウナギ資源保護・管理が大切だ。貴店では、資源問題については、どのような意見を持っているのだろうか。

「ニホンウナギ完全養殖も必要であると思いますが、それ以上にウナギ資源保護管理に対しての地道な活動を今後後押し出来るよう、運動をしていきたいと思います」

一方、ウナギ資源問題と同様、改善策が未だ見えないウナギ職人不足問題について、貴店はどのような考えを持っているか。

「弊店では幸い、現状では職人不足とはなっていません。若い社員には、鰻料理の新メニューについて常に意識を高めるような取組を行なっています。定番料理以外の、未知の鰻料理・・・、考えるとワクワクします」

ウナギ業界が抱える問題が多く昨今、今後をどう乗り切っていくべきか。

「日本の食文化の中でも、とくに伝統的な料理であるうなぎ料理。他の料理のように低価格化や機械化による大量販売ではなく、素材を大切にしながら、心を込めた接客を行ない、“このお店に来て良かった”とおっしゃっていただけるような専門店を目指すべきではないでしょうか?」

[データ]
「うなぎ処 柳川屋」
〒811-2302 福岡県糟屋郡粕屋町大隈38-4
TEL:092-938-7800

代表取締役社長 安永清美 のコピー.JPG

















*「蒲焼店が考える“これから”」は現在、日本養殖新聞で連載中

今号のうなLady〈Vol.65〉

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山田 麻衣さん(32歳)
三越日本橋本店 営業運営担当

▼どんなときにウナギを食べたいと思いますか? 
-土用の丑の日や特別な日、元気をつけたいときに、家族や友人、会社の同僚など大切な人と食べたいです。

▼ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことについてどう思いますか?
-日本の食文化であるウナギが食べられなくなることは想像できませんので、さまざまな問題をクリアして、何とか今後も続いていってくれることを願います。

▼お仕事のやりがいをお聞かせください。
-店内をご案内したあとに、お客さまから「いい商品を買えた。ありがとう」とお礼をいわれたときにやりがいを感じます。それによってお客さまとの距離が近づきますし、お客さまに名前を覚えていただき呼んでもらえた際はとても嬉しいです。

▼お仕事ではどのようなことを心がけていますか?
-お客さまが話しかけやすい雰囲気をつくるため、話をしていないときでも常に笑顔を絶やさないよう心がけています。

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うなレディ山田麻衣ブログ用① のコピー.jpg

最新号17.7.15発行しました!

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主な内容〈8ページ建て〉
▼鰻関連CM相次ぐ 〜スーパー、ビールメーカー、外食等こぞってCMで鰻アピール〜
▼うなぎ応援ソング『うなぎがおしえてくれたこと』が25日、ネット先行配信へ 〜フィッシングナビゲーターの永浜いりあさんが発案〜
▼ニチレイフーズ秋季新商品発表会 4日/東京・築地、本社ビル 〜新商品・リニューアル商品含め41品目ラインナップ!! 「焼おにぎり」と「お弁当」を強化〜
▼えっせい 鰻に魅せられて その78「うなぎの季節だから、考えたいこと」
▼うなぎが食べ放題「鰻フェア」開催中、東京・上野「大地の贈り物」
▼うなぎオンリー漫画『う』特別読み切り掲載 =週間モーニング=
▼「う(U)な(N)ぎ(G)フェア」開催中、5日〜25日/大丸東京店
▼クラウドファンディング実施、津の文化「鰻」を子供たちに伝える 〜津うなぎ専門店組合〜
▼うなぎにまつわるエピソード25「大好きな三島市の鰻丼」
▼新美貴資の「めぐる。」61 〜可能性を探り最上を目指す 炭火焼うなぎ「魚寅」店主・村井俊之さん〜
▼2017各ファミレスのうなぎ蒲焼、多様化するメニュー!
▼美味!!「鯉」メニューのお店38 埼玉県川口市「いせ庄」
▼平成29年 成田うなぎ祭り始まる 〜観光客への感謝!!成田市観光協会主催〜
▼先代からの養殖技術を継承(小堀全鱒協会長)第42回全国養鱒技術協議会大会、7日/東京・港区「東京海洋大学」〜専門家講演と情報提供も〜
▼好値維持してシーズン終了へ!? 〜銀ザケ市況〜
▼鮒忠が第7回うなぎ祭り、8日/東京・足立区の同社東京セントラルキッチン 〜鰻のつかみ獲りを体験!!その場で裂いて蒲焼に 多くの家族連れで賑わう〜
▼うなLady Vol.80

その他。

『産地問わず、心込めたうな重を』<日本養殖新聞7月15日号>

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<7/15号>

土用丑の日がいよいよ、10日後に迫った。梅雨明けはまだだが、うだるような暑さの日も見受けられ、うなぎ日和も多くなった。巷でも“うなぎ”の文字を多く見かけるようになるなど、丑商戦モードも一段と高まってきた。幟、ポスターでうなぎ弁当をアピールするコンビニ各社、吉野家、すき家をはじめとする外食でもうなぎメニューの導入、専門店もSNSでアピールするなど体制を整える。またTVCMでもうなぎの露出が増えており、うなぎ業界を後押しする。

ところで先月末、“産地偽装”ニュースが業界内外を駆け巡った。中国産を国産として偽って提供していたとされる事件で、いつも思い出すのは、同じニホンウナギ(アンギラ・ジャポニカ種)にもかかわらず、消費者の先入観が邪魔しているのか、『“中国産”と店頭に表記すると売れが落ちる』といった話を聞いたことがある。流通する約7000トンもの(2016年データ)台湾産、中国産活鰻はほぼ専門店向けと思われる。

消費者の国産志向の高さは周知のとおりだが、どこ産だろうが時期によって品質の良し悪しがある。今回の一件で仕入れるウナギを見つめ直す動きもあるようだが、いずれにせよ丑に向け正直に、こころのこもった美味しいうな重を消費者に提供することが大切だ。『信頼している貴方のお店だから、産地なんて気にしてない』そんなお客さんが一人でも多く増えるよう、産地事情を含めたウナギの地道なアピールが求められる。

うなぎにまつわるエピソード募集

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↓クリックすると、拡大します。

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明日25日は、夏の土用丑の日です

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明日25日は、夏の土用丑の日です(※二の丑の日は8月6日(日)です)。

土用丑にウナギのPRは無論、一方で”ウナギ資源の現状”"ウナギ資源は無限ではない"ことを一般消費者の皆様方にも理解していただく機会となればと思います。

なお、ビタミン群を豊富に含む(ビタミンCは少ない)他、コラーゲンを多く含むウナギは美肌作りにも効果が期待されます。ちなみにコラーゲンの吸収を高めるにはビタミンCたっぷりのデザートが必須です。

うなぎを食べた後にビタミンCをたっぷり含むデザートを召し上がれば、その日のビタミン、美肌作りも完璧ですね。今後も2019年にワシントン条約締約国会議を控え、オールジャパンでいかに資源をはじめ、これほどの文化を守っていくか、より積極的に考えていければと良いなと思います。

最新号17.7.25発行しました!

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主な内容〈8ページ建て〉
▼東アジア鰻学会 公開シンポジウム「うな丼の未来Ⅴ 行政はウナギを救えるか」22日/東京都文京区・東京大学弥生講堂一条ホール 〜人工種苗養殖、難関は仔魚用飼料(水産研究・教育機構/田中秀樹氏)〜
▼ウナギ資源に何を思う ワシントン条約回避と未来へつなげる食文化 〜ウナギ資源保護の考え様々、日本のイメージ落とす報道も〜
▼愛知県産うなぎをPR、今年も中日ドラゴンズと大村県知事に贈呈!!/愛知県養鰻漁業者協会
▼3ヶ月連続の昨対増 6月分の東京地区活鰻流通量/東京淡水魚卸協同組合
▼大高未貴のなんくるないさぁ〜 その50「紅龍さんの大愛瞑想」
▼鰻用5ヶ月連続増も、全体は2ヶ月ぶり減 〜6月分の養魚用配合飼料生産〜
▼ニホンウナギを絶滅危惧種に指定 〜台湾・行政院農業委員会林務局〜
▼次世代へ、個人ベースではなく業界として募金活動を 〜蒲焼店が考えるこれから106〜「うなぎ しら河」(名古屋市)代表取締役 森田大延氏
▼横浜スパークリングトワイライト開催、老舗蒲焼専門店「八十八」出展!15・16日/横浜・山下公園 〜この猛暑のなかでお弁当300個完売!(荒井テイコ社長)〜
▼東京・築地の「江戸前うなぎ 博多川扇」が福岡・薬院に移転オープン
▼うなぎ新川3号店オープン!! 〜近い将来は和食全般を扱う店に!〜
▼柳川うなぎ料理組合主催 第51回柳川うなぎ供養祭開催、13日/福岡県柳川市 〜柳川市内の掘割に成長したウナギの姿「環境改善に期待」(川口組合長)〜
▼美味!!「鯉」メニューのお店39 埼玉県川口市 うなぎ割烹「湊家」〜鯉そのものの消費力が戻らない!〜
▼うなLady Vol.81
▼成田市観光協会主催、うなぎ供養放生会
▼不安定な天候で明暗分かれる 〜チェーンストア・スーパー・百貨店・コンビニの6月分販売概況〜
▼6月の訪日外客数、234万7,000人で過去最高!/日本政府観光局調べ
▼最終的に1万3,000t超えるか?/銀ザケ市況
▼魅力満載!観光客も定着 平成29年「成田うなぎ祭り」7月14〜8月27日/千葉県成田市、成田山表参道周辺 〜参加店一体で街を盛り上げる〜

その他。

[鰻の歌]「うなぎがおしえてくれたこと」 <うた:永浜いりあ>

『シラスウナギ、県内組合員外へも供給可能に』 〜7日/静岡県養鰻管理協議会が要望書提出〜

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静岡県養鰻管理協議会(外山(そとやま)昭廣会長)は7日、県下の浜名湖養魚漁協と静岡うなぎ漁協間のシラスウナギ取引における手続きの簡素化、県内組合員外への卸を許可する旨の要望書を静岡県に提出した。
 
近年、ニホンウナギ資源保護・管理が叫ばれるなか、組合員外の養鰻業者は県内採捕のシラスウナギを買い取れず、県外、あるいは国外から仕入れを行っている。しかしながら、その一部にはメディアが再三、指摘している不透明な流通により、得たシラスウナギの存在がある。今回、県内における組合員外へのシラスウナギの卸が許可される事により、そうした荷物の流通を阻止する事に繋っていく。

外山昭廣会長は「すでに浜名湖養鰻漁協、静岡うなぎ漁協の両組合間のシラスウナギ取引は昨年から、許可が下りている。しかしながら、その手続きが煩雑なために今回、その簡素化をお願いする事と、県内において組合員外へのシラスウナギ流通も可能となるよう、今月7日に県に要望書を提出した」と話している。
 
2年後の2019年にはワシントン条約締約国会議が行われる。周知のように、近年はウナギ資源保護管理の足かせとされている、不透明な流通で得られたシラスウナギの混じりも回避出来るのもひとつのねらいと言える。

「蒲焼店が考える“これから”」77 〜2016年7月15日号掲載〜

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篠崎賢治代表取締役
(志乃ざき/東京都八王子市)

『今後はより一層、量より質を高めることが重要に』

7月も早いもので中盤に差し掛かった。土用丑の日まで残すところ2週間余りとなるなか、テレビ、雑誌などメディアでもウナギを取りあげるシーンがさすがに増えており、丑ムードも高まってきている。そうした中、貴店での売れ行きはどうだろうか。

「客数自体は減少しておりますが、客単価は去年よりやや高くなっております」

対して、昨年同時期の水準を上回り、高値に張り付いたままの活鰻原料価格。近年、シラスウナギ不漁を背景に多くの蒲焼き専門店がメニュー価格の値上げを余儀なくされている。しかも近年の“高値安定”により、最近でも値上げする動きが蒲焼き専門店間で見受けられる。また、そうした状況下、ウナギ離れに対してお店としての対応、あるいは努力されていることは何だろうか。

「今年も値上げをさせていただいた一方で、出前するエリアをかなり広げました。新しいマンションにチラシを入れたり、Facebookでは広告を出させていただきました」

ところで、日々扱っているメイン商材であるウナギ。国産はじめ、台湾、中国産が国内で流通する昨今、貴店で考える“良質な”ウナギとはどのようなものを言うのだろうか。

「色つやがよく、身がふっくらとしたウナギが良いですね。なかでも、国産ウナギはお客様のニーズがありますので、選んでこだわっております」

ニホンウナギのワシントン条約付属書掲載は回避されたわけだが、周知のようにニホンウナギの資源状態は基本的に改善している訳ではない。3年後にもワシントン条約締約国会議が行なわれる予定だけに引き続いて予断を許さない状況にある。貴店では、そうした資源問題についての意見、あるいはどのような話を聞いているだろうか。

「漁を行なっている方と以前、お話をさせていただきましたが、保護する目的から自粛をしているようです。しかしながら、中国や韓国ではどんどん漁をしているとの話でした。果たしてこれでよいのでしょうか?」

一方、先行き不透明なウナギ資源問題と同じように、改善策が依然として見えないのがウナギ職人不足問題。貴店はどのような考えを持っているか。

「『ウナギ職人』さんというキーワードをもっと、SNSやFBで使用するのも良いかと思います。若い方がそうしたツールを通じて、少しでも興味を抱いてくれるかもしれません。あとは、アジアの若者を育成していくこともありかと思います」

ウナギ資源問題、高値に張り付く仕入れ価格の問題、職人不足問題など、業界が抱える問題が多いなかで、今後を乗り切っていくには、まっさきにどのようなことをしていくべきだろうか。

「多少、ウナギの値段が高くてもゆっくり落ち着いて食べられるのであるのなら、それに満足してくださるお客様は必ずいらっしゃると思います。今後はより一層、量よりも質を高めていくことが重要になっていくのではないでしょうか」

[データ]
「志乃ざき」
〒192-0066 東京都八王子市本町2-1
TEL:042-624-3131

代表取締役 篠崎賢治ブログ用.JPG

















*「蒲焼店が考える“これから”」は現在、日本養殖新聞で連載中

今号のうなLady〈Vol.66〉

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平田 真智子さん(45歳)
会津東山温泉「向瀧」女将 

▼どんなときにウナギを食べたいと思いますか?
-特別な日!とっておきの日!思い出に残したい日!自分へのご褒美の日!

▼ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことについてどう思いますか?
-素晴らしいことだと思います。鰻の栄養価も抜群、鰻の味も最高、鰻の職人さんも技術の高く大変な仕事。それらを考えると、日本の食文化の一つとして後世に残し伝えて行くべきことであり、そのためには、ニホンウナギ自体をしっかりと残していかなければなりませんものね。

▼お仕事のやりがいをお聞かせください。
-お客様との出逢いは、私の人生において最高の瞬間。お客様とお話しするだけで幸せな気持ちになれる毎日。お客様の笑顔やお客様の「ありがとう」という言葉は「魔法」のようです。自分がどんなに落ち込んでいても苦しくても悲しくても、明るく元気になれて、幸せな気持ちなれるのです。お客様とお目にかかれることが毎日幸せです。

▼お仕事ではどのようなことを心がけていますか?
-お客様の思い出は、どんな風かな、どんな思い出になるかな、と、お客様の思い出がより素敵になるように、私達が出来ることは何か、、、。お客様の心に寄り添うように日々努力しています。

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今号のうなLady〈Vol.67〉

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河村 千文さん(43歳)
「かわむら呉服店」(静岡県富士宮市)   

▼どんなときにウナギを食べたいと思いますか?
-河村家はよく誕生会や忘年会、新年会などのイベントの際、一族が集合しますが、そんな時、ウナギ料理も候補のひとつになります。家族の誕生日やイベントが近づくと、「今回はウナギがいいなぁ~」とウナギが食べたくなります。

▼ニホンウナギが絶滅危惧種に指定されたことについてどう思いますか?
-日本の食卓に日本産のウナギが姿を消してしまわないように、養殖技術の発展や改善策が見つかると良いなぁと思います。

▼お仕事のやりがいをお聞かせください。
-お客様にお勧めした商品をお客様が気に入って下さり、「あれ、とても良かったよ」と喜んでいただいたとき、やりがいを感じます。

▼お仕事ではどのようなことを心がけていますか?
-お客様の立場になり、お客様にとって何が一番最善かを考えて接客させていただいております。また、お客様との日々の会話も大切にしております。

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「蒲焼店が考える“これから”」78 〜2016年7月25日号掲載〜

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駒田英之料理長
(うなぎ・寿司 曙覧(あけみ)/福井県福井市)

『今後はパフォーマンス、エンターテイメントが必要』

ウナギ業界のお祭りである夏の土用丑の日が目前に迫った。新聞、雑誌、テレビなど各メディアもこぞってウナギを取りあげている。とくに “ウナギ味のナマズ”はいいPR材料となっている。当初、懸念された参院選、都知事選、そしてオリンピック年の影響もそれほどでもないとみられ、このまま良い状態で土用丑の日を迎えたいところだ。

ところで、懸念された活鰻相場はこの7月も昨年同時期の水準を上回り、高値に張り付いたままの活鰻原料価格。近年、シラスウナギ不漁を背景に、多くの蒲焼き専門店ではメニュー価格の値上げを余儀なくされ、最近では“二度目”となる値上げを実施する専門店も少なくないほど、状況は厳しいといえよう。ここ近年の“高値”への対策はどうだろうか。

「私どもの店舗では、ランチタイムには、原価率を上げ、ウナギと一緒に召し上がっていただくセット、例えば揚げ物だったり、造り盛りだったり、また変わり鰻のどんぶりなどを提供しています」

ちなみに、昨今は同じジャポニカ種としての国産はじめ、台湾、中国産が国内で流通しているなか、貴店で扱うウナギに関してこだわりはあるのだろうか。

「販売サイドの私たちにあまり、こだわりはありませんが、消費者サイドはネットなどで騒がれている中国産に対しては非常に敏感で、入り口で確認してから入ってこられるお客様もいらっしゃいます。国産はやはり少し泥臭い味がしますし、なおかつ、脂が乗ってふっくらしたウナギを養殖してほしいと思います」

今春、業界関係者の注目を集めたニホンウナギのワシントン条約付属書掲載。これは何とか回避されたが、周知のようにニホンウナギの資源状態は基本的に改善していない。三年後にもワシントン条約締約国会議が行なわれる予定のなかで、そうしたウナギ資源問題について、貴店ではどのような意見をお持ちだろうか。

「世界に向けて(日本人の中でも「国内」)、日本を代表する食べ物について私は“鰻”“寿司”“天ぷら”だと思います。そのなかで資源保護のため、完全養殖の商業化が確立し、少しでもリーズナブルに、消費者に提供出来ればと思います」

一方、ウナギ資源問題と同様に深刻なウナギ職人不足問題。貴店はどのような働きかけ、あるいは考えを持っているか。

「弊店では、職人育成に力を入れています。まったくの素人を教育して、いずれはプチ職人育成学校をつくりたいと思っています」

最後に、ウナギ業界は周知のように目まぐるしく変化をしている。そのなかで、いかに今後のウナギ業界を乗り切っていくには、何が必要となってくるだろうか。

「これからは、美味しさは当然のことですが、鰻の良さ、含まれる成分の魅力、うなぎ屋専門店としてのパフォーマンス、エンターテインメントが必要になっていく時代と考えています」

[データ]
「うなぎ・寿司 曙覧(あけみ)」
〒910-0006 福井県福井市中央1-2-1 ハピリン2階203号
TEL:0776-28-1901

駒田英之料理長ブログ用.jpg

















*「蒲焼店が考える“これから”」は現在、日本養殖新聞で連載中

第16回「さいたま市浦和うなぎまつり」が27日、開催!

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第16回「さいたま市浦和うなぎまつり」が27日(土)、午前10時から午後3時まで、埼玉県庁南側駐車場で開催される[昨年と場所が異なります!]※雨天決行。

埼玉うなぎまつり[ポスター]17.5.27 のコピー.jpg 

当日は、毎年恒例のうなぎ弁当の販売(1500円、1人3個まで ※9時からチケット販売)やうなぎつかみどり(10時から)などの催しが行われる。

▼[問い合わせ]さいたま市浦和うなぎまつり実行委員会事務局/
電話:050—5865—6609

さいたま市浦和うなぎまつり公式サイト

最新号17.8.10発行しました!

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主な内容〈28ページ建て〉
▼ウナギ資源と産業を守る 〜丑商戦を終えて考える〜
▼極洋、ニッスイ 2017年新商品発表会
▼シラスウナギ 県内組合員外へも供給可能に 〜静岡県養鰻管理協議会が要望書提出〜
▼丑の日!!今年も賑わう
▼第16回全国川づくり標語コンクール表彰式 〜児童6名が水産庁長官賞など受賞〜
▼前年同月比68%の323トン 7月分の台湾活鰻輸出/台湾区鰻蝦輸出業同業公会
▼蒲焼店が考えるこれから107 〜時代に合わせたニーズをお客様から拾い続け、満足を生む〜「やなのうなぎ観光荘 松本店」(長野県岡谷市)店長 両角和仁氏
▼丑商戦と今後のウナギ貿易の展望 〜活鰻・加工品販売ともに厳しい夏商戦に〜「商社座談会」4日/東京・上野、伊豆栄本店
▼2017土用丑の日!〜当日の日本全国、台湾ののうなぎ専門店のワンシーン、一挙掲載〜
▼髙﨑竜太朗のウナギストワールドツアー22 〜ラオス首都・ビエンチャンでタウナギを食べる〜
▼熊本地震から約1年3ヶ月ー創業明治23年の老舗「とくなが」中の瀬本店再開 〜先月15日、熊本県上益城郡〜
▼うなLady Vol.82
▼岐阜県内の各地で様々な催し 〜世界農業遺産清流長良川の鮎「鮎の日」イベント開催〜
▼大高未貴の百鰻件聞録191 〜究極の鰻重に出会えた!!「う奈ぎ道場」/千葉県松戸市〜
▼鯉食キャンペーン第2弾開催中!対象を28店舗に拡大・8月2日〜9月2日/福島県郡山市 〜お盆の帰省客を狙い“鯉の活力”の定着を〜
▼鰻用5ヶ月連続増、全体は2ヶ月ぶり減 〜6月分の養魚用配合飼料生産、協会が修正再掲載〜
▼真鯉ひろしの「長いものには巻かれよ」その149 〜気になる球場グルメに迫る!「鷹の祭典in東京」/東京ドーム〜
▼6月分の輸入通関統計
▼ウナギに詳しい研究者やライターによるウナギの美味しい講演会を開催、企画展示「ウナギ:ひつまぶしの未来を考える」を併催 〜愛知県名古屋市県図書館〜
▼前年対比112.9%の1万2,371トン水揚げ 〜今シーズンの宮城県銀ザケ概況〜
▼山田水産が「うなぎの駅」鹿児島県志布志市に先月15日、レストランをオープン 〜自社養殖・加工のオーガニックうな重、蒲焼など提供「“うなぎの駅”が全国に広がれば」(山田信太郎専務)〜
▼「石倉カゴでニホンウナギを守れ!!」〜自然保護と生息場所の質的・量的改善待った無し〜(九州大学大学院・望岡典隆准教授談)
▼丑の日チラシ 東京・大阪・名古屋編
▼コンビニ鰻弁当、高値感拭えず!〜販売面の工夫を…〜

その他。

最新号17.8.25発行しました!

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主な内容〈18ページ建て〉
▼日台シラスウナギ自由化で働きかけへ 〜日本鰻輸入組合<夏の総括会議・情報交換界>〜
▼危険察知能力は誰にでもある 〜大高未貴のなんくるないさあ〜 その51〜
▼第19回・ジャパンナショナルシーフードショー開催
▼ウナギ全体の消費増、加工品や外食に吸収? 〜東淡理事長・大河内渉氏に聞く!!〜
▼ウナギ6ヶ月連続増 〜7月分の養魚用配合飼料生産〜
▼鰻蒲焼専門の丑商戦に変化? 〜えっせい 鰻に魅せられて その79〜
▼268万2000人で過去最高 〜7月の訪日外客数/日本政府観光調べ〜
▼蒲焼店が考えるこれから108 〜柳川の掘割にウナギ稚魚が復活〜「古蓮」(福岡県柳川市)代表取締役 川口治彦氏
▼4ヶ月連続の昨対増 〜7月分の東京地区活鰻流通量/東淡〜
▼じゃちこすくいで伝統文化を発信/岐阜県関市洞戸の板取川を訪ねる 〜新美貴資の「めぐる。」62〜
▼うなぎにまつわるエピソード28
▼新刊紹介「うなぎ女子」加藤元著/光文社発行
▼もう一工夫あればもっと広まる 福島県郡山市ホテルハマツ「松林」〜美味!!「鯉メニューのお店」40〜
▼絶滅危惧種ニホンウナギとどう向き合うか 〜蒲焼店・商社・調理士会座談会〜
▼ラオスの首都・ビエンチャンでもタウナギをいただく 〜髙崎竜太朗のウナギストワールドツアー23〜
▼うなLady Vol.83
▼築地市場に子持ちアユ初入荷 〜初荷は長野県・臼田養魚場〜 
▼天候不順の影響受け、マイナス相次ぐ 〜チェーンストア・スーパー・百貨店・コンビニの7月分販売概況〜
▼スーパー・外食のウナギ加工品の種類は? 〜北里大学・吉永龍起准教授がDNA解析〜
▼魅力ある鰻蒲焼専門店とは?〜全国各地の蒲焼専門店アンケート〜
▼カロリーベースで過去2番目の低水準 〜平成28年度食料自給率公表〜丑の日!!今年も賑わう


その他。
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