全国鰻蒲焼商組合連合会(湧井恭行理事長)、東京鰻蒲焼商組合(富田蓮右衛門理事長)共催の年次恒例の研修会シンポジウムが19日、銀座三笠会館で催された。その1週間前となる12日、IUCNのレッドリストにニホンウナギが絶滅危惧種として登録、公表され、蒲焼店間の先行き不安感が強まるなかでの開催となった。
会では、当然のように“ウナギ資源保護”に関する話題が大半を占めたほか、中央大学の海部健三助教による「ニホンウナギの絶滅危惧種指定を受けて」と題した講演でも、懸念される2年後のワシントン条約へ向けての考慮すべきポイント、そして登録された場合はどうなるか、また資源回復へ向けた対策など、一歩踏み込んだ内容を説明した。
[詳細は日本養殖新聞6月25日付]